まさやん、コインチェック問題の行く末を見守る【注意喚起】
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018012700014&g=ecoもうすでにご存じだと思いますが、コインチェック社で仮想通貨のNEM、約5億XEMが何者かの手により不正アクセスされ、焼失しました。
詳しいことは、昨夜の記者会見をもとに作成されている、上に張った時事通信社の記事を見てもらえればと思いますが、とにかく今言えていることは、
事件当時の価値に換算して場合、仮想通貨史上最大の焼失事件
という事です。
まさやん的には色々と思うことはありますが、とにかく正しい情報が少ないという事と、そもそもどういう手段で不正アクセスされ、どのように盗み出したのかという事がわからない以上、ブログというインターネット上に残り続けるメディアで語ることは、当面やめておきたいと思います。
少なくとも現在はNEM財団より指名された、NEMコミュニティに参画されているホワイトハッカーさんの手によって、盗まれたNEMが送金された『ウォレット』に対して、特別なモザイクが仕込まれ、送金先はすべて把握されている状態です。
ハッカーのアカウント監視はじめるか。
— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
また現在は、これからも分割しながら送金されるだろうNEMを、自動的に追跡するプログラムを開発中という事も分かっています。
NEM財団が、流出資金自動追跡プログラムの作成を開始しました。
その完成を待ち引き継ぎを行い、作業終了とさせていただきます。
それまでは、こちらで追尾を続けます。— Rin, MIZUNASHI (JK17) (@minarin_) 2018年1月26日
まさやん的には、この後どうなるかめちゃめちゃ興味はありますが、深く答えていただく事は無理だろうと思っています。
とにかく相手がいる事ですから慎重に動いているでしょうしね。手の内を見せることはできないでしょうから（どのような事態であっても想定はしていると思われる）
いずれにせよ、全てのNEMが戻るということは難しい（戻ったとしても、長期にわたって数パーセント程度、といった可能性が一番高いと思われます）と思いますので、今後のコインチェック社を含めた正式なアナウンス、損失補填、保障などの発表を待つのが正しいと思っています。
とにかく今は、コインチェック社、NEM財団、そしてNEMを取り扱う取引所一丸となって、この問題に取り組み、数年後には
「あの事件があったから、今があるんだよねぇｗ」
と言えるようになっていることを望んでいます。
NEM救済が発表されました（2018/1/28 追記）
この記事を投稿した直後、コインチェック社より
http://corporate.coincheck.com/2018/01/28/30.htmlが発表されました。
一番の懸念点であった、コインチェック社でのNEM保有者に対する救済されるという事ですね。まずは本当に良かったと思います。
これで原因究明や、ハッカー追跡、安全チェックなど含めて、これからのコインチェックの為の対応に専念できるでしょう。
ただ、これからがコインチェックについては正念場だと思いますので、引き続き頑張ってほしいと切に願います。
またコインチェックに限らずNEM、その他の仮想通貨を保有するユーザ含めて、更に冷静に事の推移を見て行ければと思っています。
注意喚起
この問題が発生してから、あまり良くない事が色々と起きています
- 知り合いの社員に仲介すると出金してもらえる
- ここに少量の入金をすると、裏で資産を出金してもらえる
- こういう情報、動きがあるからコインチェックは倒産の準備をしている
- コインチェックはもうサービス止めるしかないだろう
- その他、知ったかぶりの妄想ツイート、ブログ記事など・・・
とにかくこういう時は、良くないことがうわさとして出回りやすいですし、アクセス数を伸ばすための格好の材料として、知識も情報精査もしないブログが大量に記事を書いているような状況です。
また、金融庁、警察とも連携して動いているとのことですから、下手なことはできない状況は安易に想像できます。
こういう時こそ公式サイト（Twitterは詐欺アカウントが発生しやすいです）や、大手新聞社などのサイトなどから正確な情報だけを入手し、情報精査をしてください。
絶対に粗悪な情報やブログ、勧誘など、ましてや詐欺などには引っかからないように気を付けてください。
それでは、次回に続きます。